新型コロナウイルスの流行にともない、自宅で過ごす時間が多くなったことから、ペットを飼育する方が増加しました。
家族として迎え入れれば、寂しくなくなったり癒されたり、さまざまな良いことがあるでしょう。
では、アパートではどのような動物がおすすめなのでしょうか?
今回は賃貸アパートに適したペットの条件や種類、飼育時の注意点について解説します。
賃貸物件でペットを飼いたい方は、ぜひ参考になさってください。
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アパートでおすすめのペットの条件は?
まずは、アパートでおすすめのペットの条件について解説します。
条件1:サークルやケージで飼える
条件としてまず挙げられるのが、サークルやケージ内で飼えることです。
一人暮らしの場合、外出するとペットだけで留守番をすることになります。
ペットによってはフリーの状態で長く過ごしてしまうと、壁や床を傷つけたり、室内を汚してしまったりする可能性が高いです。
アパートの場合、退去時に原状回復義務が借主に対して生じます。
原状回復義務とは、室内を入居時の状態に戻すことです。
傷や汚れがある場合は、修繕費用を求められ、状態によっては高額な費用負担となってしまうでしょう。
そのため、サークルやケージ内で飼育できるペットがおすすめです。
条件2:鳴き声が気にならない
鳴き声が気にならないことも、条件の一つです。
ペットが飼えるアパートであっても、鳴き声が大きい場合、ほかの住民の迷惑となる恐れがあります。
そのため、鳴かない動物や鳴くことが少ないペットがおすすめです。
飼うペットの種類によっては、しつけによって無駄吠えを防ぐことができるでしょう。
条件3:においが気にならない
条件として、においが気にならないことも挙げられます。
においが強いペットを飼うと、壁紙や天井などににおいが染みついてしまう可能性が高いです。
染みついたにおいはなかなか除去するのが難しいため、退去時に消臭費用を求められることもあります。
アパートでペットを飼う場合は、排泄物や体臭の管理などもおこなうことが重要です。
条件4:手間がかからなかったり長時間留守場できたりする
手間がかからなかったり、長時間留守番ができたりすることも、条件の一つです。
一人暮らしの場合、ペットを飼うと残業や出張などで留守番が必要になることがあります。
たった数時間でも、ペットにとっては長く感じるため、留守番が多いとストレスを抱えてしまうかもしれません。
長期間家を空けるときは、ペットホテルや身内に預けるなどの工夫が必要です。
また、あまりお世話に時間をかけられない方なら、手間がかかりにくいペットがおすすめといえます。
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アパートでの飼育におすすめのペットの種類は?
続いて、アパートでの飼育におすすめのペットの種類について解説します。
おすすめの種類1:ハムスター
おすすめの種類として、まずハムスターが挙げられます。
愛らしい姿が特徴のハムスターは、人懐っこい性格が特徴のペットです。
アパート暮らしが初めての方や、寂しい思いをしている方にもおすすめといえます。
大きいサイズでも10cmほどと小型なので、ケージは小さいもので済み、部屋が狭い場合も飼育しやすいといえるでしょう。
また、ハムスターの鳴き声は大きくないため、アパートで飼っても近所迷惑になりにくいのがメリットです。
ただし、寿命は2〜3年と短いため、健康管理に気を付けたり、一緒に過ごす時間を大事にしたりする必要があります。
おすすめの種類2:チンチラ
チンチラも、アパートでの飼育におすすめの種類の一つです。
大きさは小型犬くらいで、モフモフとした毛が特徴となっています。
頭が良く、しつけによって、名前を呼ぶと寄ってきてくれるようになるペットです。
また、昼間に12時間ほど寝るため、一人暮らしでも比較的飼いやすいといえるでしょう。
ただし、暑さと寒さに弱いため、温度管理が重要です。
夏は25度以下、冬は15度以上になるよう、エアコンなどで調節する必要があります。
さらに、なんでも一度かじるという習性があるので、ケージの外に出すときにも注意が必要です。
寿命が比較的長めなので、じっくりと付き合える、良きパートナーとなってくれるかもしれません。
おすすめの種類3:カメレオンなどの爬虫類
おすすめの種類として、カメレオンなどの爬虫類も挙げられます。
カメレオンは、環境に合わせて体の色を変化させるのが特徴です。
愛嬌があり、のんびりとした性格のため、アパートで飼うペットとして人気も高いといえます。
高温多湿の環境を好む一方、気温や湿度が高すぎる環境には耐えられないので、室温や湿度には注意が必要です。
また、動くものしか食べない特性があるため、食事は生きたコオロギなどを用意する必要があります。
身を隠す場所を用意したり、ほかのペットとの飼育は避けたりといった注意点が多い動物ですが、アパートで飼うペットとしておすすめです。
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アパートでおすすめのペットを飼育する注意点
最後に、アパートでおすすめのペットを飼育する注意点について解説します。
注意点1:契約書の内容をきちんと確認する
注意点としてまず挙げられるのが、契約書の内容をきちんと確認することです。
契約書は大家さんや管理会社との約束事を決めた大切な書類となります。
そのため、トラブルが生じた際は、契約書の内容に沿って対応することになるのが一般的です。
内容が理解しにくいため、読み飛ばしてしまうこともあるかと思いますが、きちんと内容を把握したうえで契約するようにします。
契約前に確認することは、飼育できるペットの種類や頭数、退去時のクリーニング代や、違約金のかかる条件などです。
不動産会社と媒介契約を締結している場合、賃貸借契約の際に重要事項説明がおこなわれます。
物件の概要や賃貸条件など重要なところを、宅地建物取引士とともに読み合わせするので、不明点や疑問点はなんでもご質問ください。
注意点2:ペット不可の物件は大家さんに相談する
ペット不可の物件は大家さんに相談することも、注意点の一つです。
ペットが飼育できないアパートでも、大家さんとの交渉次第で飼えるケースがあります。
室内が傷ついたり、においが染みついたりすることを大家さんが懸念しているのが、ペット不可の主な理由です。
そのようなリスクが少ないペットであれば、許可が出るかもしれません。
大家さんに許可を得ず飼育すると、契約違反となりトラブルになる恐れがあるので注意が必要です。
注意点3:賃料がプラスされるケースがある
注意点として、賃料がプラスされるケースがあることも挙げられます。
ペットが飼育できるアパートは、飼育できない部屋と比べて、賃料が高い傾向にあります。
原状回復費用が高額になったり、クリーニング費用がかさんだりしやすいことなどが主な理由です。
「猫の場合は+2,000円」という風に、プラスされる賃料は、ペットの種類によって異なるでしょう。
賃貸借契約を締結したあとに「知らなった…」とならないよう、契約時に確認しておくことが重要です。
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まとめ
アパートでも飼いやすいペットの条件として、サークルやケージで飼えることやにおいが少ないことなどが挙げられます。
小さなケージで飼えるハムスターや昼間に12時間ほど寝るチンチラ、爬虫類などは比較的飼いやすい種類です。
注意点として、契約書の内容をきちんと確認することや、ペット不可の物件は大家さんに相談することなどが挙げられます。
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