普段はとても快適だけど、思いがけないトラブルが起きた際に対処法に悩む賃貸物件。
たとえば、はじめから備え付けてある照明器具などの設備が故障した場合や故障させてしまった場合、どうすればよいのかいまいちわからないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、賃貸物件で備え付けの照明器具が故障した際の対処法とそんなときの費用負担について解説します。
賃貸物件に備え付けの照明器具が故障した場合の対処法とは?
駅近などの条件がよい部屋など、自分で選りすぐった部屋に住むことができる賃貸物件での生活。
トラブルのない時には、とても快適な暮らしを満喫することができますよね。
しかし、備え付けの設備が故障してしまった時や不注意で傷などをつけてしまった時は、賃貸物件だからこそ悩んでしまうという状況に陥ることも少なくないはずです。
もし、元からあった照明器具が知らないうちに故障してしまった場合も、過失で故障させてしまった場合にも、まずは不動産管理会社や大家さんに相談するのが鉄則です。
照明器具の状況と故障に至った背景について、いずれの場合も正直に申告するようにしましょう。
一番おすすめできないのは、勝手に修理してしまったり買い替えてしまったりすることです。
賃貸物件で照明器具が故障した場合の費用負担って?
賃貸物件に長い間住んでいると、知らず知らずのうちにいろいろなところに傷を作ってしまったりするのは自然なことですよね。
しかし、照明器具などの備え付けの設備が故障してしまった場合のために知っておきたいのは、その何かが「設備」と「残留物」のどちらに該当するものかという点。
これは、故障した設備の費用負担にも大きく関わってくる部分なので、お手持ちの賃貸借契約書などで確認をしておくと安心です。
たとえばエアコンや給湯器などの設備は、「設備」として備え付けられている場合が多く、故意や過失による故障をのぞいては大家さんが修理や買い替えの費用を負担するようになっています。
照明器具の場合は、「設備」に該当する場合もあれば「残留物」に該当する場合もあります。
もし、「残留物」に該当する場合は、過失ではなくても入居者が費用負担をすることとなります。
また、あわせて知っておきたいのは、照明器具の電球切れやエアコンのリモコンの電池切れなどは入居者が費用負担するべきものだということ。
「設備」に該当するからといって何でもかんでも大家さんの費用負担にはならないということも知っておくと安心です。