就園近いお子さまがいらっしゃるご家庭の皆様が、大田区への引っ越しをご検討される場合、気になるのは幼稚園選びではないでしょうか。
今回はそのような皆様に大田区浅間幼稚園の概要・教育内容・隣接する浅間神社の歴史についてご紹介します。
引っ越し後の幼稚園選びの参考にして頂ければ幸いです。
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大田区にある浅間幼稚園の概要
まずは概要として、幼稚園がいつ、どのような考えの元に開園したかをご紹介し、その後は幼稚園の一日の様子やアクセスについてもお伝えします。
昭和23年5月16日浅間神社の森に開園
浅間幼稚園が開園したのは、昭和23年5月16日でした。
神社の森の広いお庭がある環境で、子どもたちの心の健康、体の健康増進を主軸にした開園でした。
園が求めているものは、創造的な意欲や経験、豊かな知性と心情、日常生活の躾や重要視した秩序ある自由です。
そして、報恩・感謝・社会奉仕などのおもいやりの心の育成、良識ある人間の育成です。
保育指導にあたるのは、経験豊富な幼児教育への愛情と意欲に満ちた有資格者の先生たちで、ご家庭との連絡を密に取りながら、子どもたちと触れ合います。
また、体育指導に関しては、体育教諭が受け持ち課外活動として、あさまサッカークラブやスポーツクラブにも取り組んでいます。
また、働いている親御さん方のために午後6時までお子さまを預かる預かり保育もあるので、共働きの方でも安心です。
幼稚園のいちにち
浅間幼稚園のいちにちは、登園から始まります。
朝9時〜9時20分の間、バス登園の場合は9時〜9時40分に登園したあとは、好きな場所での自由遊びです。
10時30分〜は各クラスでの朝の会です。
お休みの確認や話したい園児が前に出てお話しするなど、園ならではの和やかな雰囲気で進行していきます。
会が終了したあとは、ゲームやお絵描きなど、その日のメインとなる活動が始まります。
12時にはお弁当か給食でお昼ご飯です。
グループや仲の良いお友だちと一緒に楽しく頂き、その後は朝の続きなど好きな遊びで、午後のひとときを過ごします。
12時45分になると、年長の園児が片づけのお知らせをし、皆で遊んだおもちゃなどを片づけます。
その後はクラスに集まって帰りの会です。
その日の楽しかった話をしたり、これからやってみたい遊びや工作について話したりします。
そして月・火・木・金曜日は14時、水曜日は11時30分に降園します。
アクセス情報
大田区にある浅間幼稚園は、京浜急行線の平和島駅より徒歩10分です。
JRを利用する場合は、JR大森駅中央口より東口バスロータリー京浜急行バス1番乗り場からだと沢田通りで下車後、徒歩1分です。
環状七号線沿いにあるので、わかりやすい場所ではないでしょうか。
●所在地:東京都大田区大森西2丁目2番5号
●アクセス方法:京浜急行「平和島駅」から徒歩10分、JR「大森駅」より蒲田行きバス「沢田通り」から徒歩1分
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大田区にある浅間幼稚園の教育
園の掲げる目標や方針の他、課外クラブや習い事として、サッカークラブや英会話教室をご紹介します。
ただし、ここで記載するスケジュールは2024年9月7日の情報なので、詳しくは園の方にお尋ねになってください。
教育の目標と方針
浅間幼稚園が考える目標と方針は、心と体の健康を主軸とした、しつけと秩序ある自由です。
隣接する名高い神社がある理由から、幼児期より神様を敬う心を養い、愛情豊かな人になるような人間形成をおこなう幼稚園です。
園で自ら進んで作り出す自主創造、よく考え見つめる思考認識の他、友だちと楽しく遊びながら育む協調、情緒、辛抱強くやり遂げるための忍耐を大事にしています。
あさまサッカークラブ
あさまサッカークラブは毎週月・水・金曜日に園庭や城南島で練習がおこなわれます。
幼稚園年中から小学6年生までのコースもあるので長く続けられ、兄弟姉妹でクラブに入ってサッカーを楽しむのもおすすめです。
2024年9月8日現在のスケジュールは、月曜日の16時30分〜18時が小学4年生〜6年生のコースです。
そして、水曜日は小学1〜3年生で夏時間が16時〜17時30分、冬時間が15時30分〜17時になっています。
幼稚園の年中児と年長児は金曜日で、年中は14時30分〜15時30分、年長は15時30分〜16時30分と1時間ずつです。
サッカー好きのお子さまにおすすめします。
子どものための英会話教室
小学生まで習える子どものための英会話教室もおすすめです。
子ども英語教室として、もも組やすみれ組の部屋でレッスンがおこなわれます。
2024年9月8日現在のスケジュールだと、毎週木曜日14時30分〜18時50分のレッスンで幼児は45分、小学生は50分です。
小さいうちから英会話を習っていると耳の訓練になり、違和感なく英語を聞き取れるようになるかもしれません。
園で英会話を習っておけば、そのまま小学生まで続けられ、兄弟姉妹で習うのもおすすめです。
卒園したあとも園に通えるので、幼稚園が大好きだったお子さまにとっては、うれしいでしょう。
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大田区の浅間幼稚園に隣接する浅間神社
浅間幼稚園に隣接する神社は、全国浅間神社総本社である富士宮市に鎮座する富士山本宮浅間大社の流れをくんでいます。
ここでは、全国浅間神社総本社である富士山本宮浅間大社の歴史や附属浅間幼稚園についてご説明します。
浅間神社総本社である富士山本宮浅間大社の歴史
第7代孝霊天皇の時代、富士山が噴火した際、人民が噴火を恐れて退散したために国が荒れてしまいました。
そのため、第11代垂仁天皇が浅間大神を山足の地に奉り、山霊を鎮めたのが富士山本宮浅間大社の起源とされています。
そして、第12代景行天皇の時代には、日本武尊が東夷征伐の折に駿河国で賊徒の野火に遇った際も富士浅間を祈念して災いを逃れたとも言われています。
やがて、日本武尊が賊徒を征服したあとに、山宮の地で厚く浅間大神を奉ったそうです。
その後の第51代平城天皇の大同元年には、坂上田村麿が勅命により、現在の地に壮大な社殿を建立しました。
それ以来、1100年余り経ち、富士山本宮浅間大社は全国浅間神社総本社として、多くの方たちから崇敬されています。
富士山本宮浅間大社の流れをくむ大森浅間神社
大田区大森にある神社は富士山本宮浅間大社の流れをくんでいるため、富士浅間とも呼ばれました。
江戸時代には当時盛んだった富士登山信仰に基づき、富士浅間神社を東海道通路の要衝だった大森に分霊したと考えられています。
また、当時の神社の境内には藤の花が多数咲いており、付近の名物としても知られていましたので、藤浅間とも呼ばれました。
因みに大森の地名は、江戸時代当時の大森は、海に近い場所にあり、あちらこちらに芦が多く生い茂っていたところから生まれたと言われています。
そのようにして、こちらの神社は大森の高台に鎮座するようになったのです。
当時の大森は稲田や民家が点在しながらも、遠くには富士山を仰げる眺めの良い神域であったと考えられます。
神様の子を世に送り出す附属浅間幼稚園
神社が現在の地に移転したのは昭和15年でした。
その前は、大正7年4月に耕地整理のために現平和島駅の西側北6丁目に移転しましたが、氏子の増加や道路拡張のためにさらに移転したのです。
その後の昭和23年には神社の附属浅間幼稚園が開園しました。
こうした幼稚園の開園は安産・子育ての守護神の御神徳によるもので、開園以来大勢の子どもたちを神様の良い子として世に送り出していると考えられています。
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まとめ
大田区大森にある幼稚園の一つは、隣接する神社の付属浅間幼稚園です。
安産・子育ての守護神の御神徳と報恩・感謝・社会奉仕などのおもいやりの心の育成、良識ある人間の育成を願い開園しました。
保育時間は14時までですが、働いている親御さん方のために午後6時までお子さまを預かる預かり保育も可能です。
また、サッカークラブや英会話などの習い事もあり小学校になっても通えます。
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