子育て世帯にとっては実家の近くで暮らしたほうが良いと言われますが、実のところはどうなのでしょうか。
実家の近くで子育てする魅力や問題点を把握すれば、実家の近くにある賃貸物件を選ぶか否か決めやすくなります。
今回は実家の近くで子育てするメリットとデメリット、賃貸物件を選ぶときのポイントをご紹介します。
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子育て中に実家近くで暮らすメリット
子育ての期間に実家の近くで生活するメリットには、育児のサポートや安否確認などが挙げられます。
メリット1.日々の生活をサポートしてもらえる
家事や子育てのサポートが受けられる点は、実家の近くで子育てをするメリットとして大きなポイントです。
たとえば急用で子どもの面倒を見てもらいたいとき、実家と距離が離れていると気軽に両親のもとへ子どもを届けることが難しくなります。
自宅が実家の近くにあれば、子どもを預けに行くことも、用事を済ませてから自宅に戻る前に立ち寄ることも少ない負担で済むでしょう。
育児だけでなく家事の面でもサポートを受けやすく、とくに共働きの世帯は日常生活の負担軽減につながります。
もし子どもが急に発熱するなど体調を崩したときも、看病を理由に両親のどちらかが仕事を休むリスクを軽減できるでしょう。
メリット2.実家の親の安否確認がしやすい
実家の近くで暮らすと親の安否確認に便利です。
自宅から実家までの距離が遠いと、親の顔を見に行くこと自体が億劫に感じることもありますが、近くに住んでいれば定期的に顔を出して親の様子を確認できます。
親の様子に変わったことがあったとしても気付きやすく、認知症や脳梗塞などの早期発見につながる可能性もあるでしょう。
また万が一の事態が発生したなどの理由で実家から連絡を受けたときも、近くで暮らしていればすぐに実家を訪れて対応できます。
子育て中の方にとっても実家の親にとっても安心して暮らせる点は、十分なメリットと言えるでしょう。
メリット3.実家の親と同居せずに済む
実家の近くで暮らしながら子育てするメリットには、同居のデメリットを払しょくできる点が挙げられます。
親と同居すると、起床時間や入浴のタイミングなど生活リズムの違いに気を遣いながら生活することになるでしょう。
何かと気を遣う生活がストレスになり、体調を崩したり常にイライラした状態が続いたりと、心身ともに悪影響をおよぼすおそれがあります。
実家の近くで子育てすると、親と一定の距離を保ちながら生活でき、困ったときには実家を訪ねて子育てや家事をサポートしてもらえます。
頼りたくなったら相談できる程度の距離感をキープすると、実家の親との関係を良好に保てるでしょう。
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子育て中に実家近くで暮らすデメリット
子育て中の世帯が実家の近くで暮らすことにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
デメリット1.過干渉のおそれがある
実家の近くで暮らすと、親からの干渉が強くなるおそれがあります。
自宅が実家から通いやすい場所にあると、気軽に実家へ行ける一方、親も実家から自宅に頻繁に通えることも意味します。
ケースによりますが、教育方針に対して必要以上に口を挟まれたり、親が自宅を訪れる回数が増えたりすることもあるでしょう。
初めのうちはサポートをしてもらえてありがたいと思っていたはずが、徐々にうっとうしさを感じてしまし、距離を置きたくなるかもしれません。
実家の近くで子育てをするなら、親との関係を良好に保てなくなるリスクがあることを理解したうえで決断する必要があるでしょう。
デメリット2.相手の実家に気を遣う
自分の実家の近くで子育てをするデメリットには、義理の親との関係に悪影響をおよぼすおそれがある点が挙げられます。
仮に自分の実家の近くで暮らしながら子育てをするとき、配偶者の実家が離れた場所にあると義理の親と物理的な距離だけでなく、心の距離も離れてしまうケースがあります。
自分の親にとっても義理の親にとっても孫の存在は大きなものであり、片方の親ばかり顔を合わせていては、もう一方の親は良い気分ではないでしょう。
また離れた場所で暮らす親が遠慮して、自宅に立ち寄る機会を減らすこともあります。
自分と配偶者、両方の親への気遣いが精神的な負担につながる可能性も考えておかなければなりません。
デメリット3.いつでも親を頼れるとは限らない
実家の近くで暮らしたからといって、いつでも好きなタイミングで親を頼れるわけではありません。
たとえば親がまだ現役で仕事をしているケースや病気を抱えているケースでは、子どもの面倒を見てもらえず、預け先として実家を利用することは難しいでしょう。
一方で実家の親から何かと頼られてしまい、料理や買いものなど家事を手伝っている子育て世帯も珍しくありません。
子育ての経験をもつ親からサポートを受けるつもりが、反対に子育てしながら親の生活を支えなければならなくなる可能性があることを理解しておく必要があるでしょう。
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子育て世帯が実家の近くにある賃貸物件を選ぶ際のポイント
実家の近くで子育てをするためにより良い賃貸物件を選ぶには、いくつかポイントを踏まえることが大切です。
ポイント1.通える保育園があるか
子育てするにあたり重要となるポイントのひとつが保育園問題です。
たとえば待機児童の割合が多めの地域に引っ越すと、利用できる保育園が近くに見つからず、共働きが難しくなるおそれがあります。
勤務先がある方向と真逆に保育園があると通勤時間が長くなるなど、負担が大きくなることもあるでしょう。
なるべく自宅から勤務先までの間に保育園があり、待機児童が少ない場所を選ぶことをおすすめします。
とくに今後出産の予定がある方や子どもがほしいと考えている方など、現在子どもがいない世帯では保育園に意識を向けることを忘れやすいため注意が必要です。
ポイント2.実家と一定の距離を保つ
ある程度実家から離れたエリアを選ぶことは、実家の近くに暮らすポイントのひとつです。
過干渉のリスクなど自宅が実家に近過ぎるデメリットを考慮するなら、ほど良く離れたエリアを選択するのが適切と言えるでしょう。
実家から自宅までのベストな距離は徒歩15分圏内とされています。
また車や公共交通機関を利用するときは、1時間以内に移動できる距離をベストとする考え方もあります。
自分や親にとって適度な距離を慎重に検討したうえで、自宅の場所を決めると良いでしょう。
ポイント3.周辺地域の環境を確認する
安心安全な子育ての実現には、周辺環境の確認が欠かせません。
通学路や周辺地域に危険な部分はないか、近くの公園で子どもを遊ばせても問題ないか、治安などの情報から判断することが求められます。
基本的に子育て世帯に評判の良い学区は子どもと安全に暮らしやすいとされており、子育て中の生活拠点としてはおすすめです。
また病院やスーパーマーケットなどの施設が近くに集まっている場所は利便性が高く、子育て世帯にとっても暮らしやすいと言えるでしょう。
教育機関や子どもと一緒に訪れる可能性が高い施設の数、アクセスの良さなどを比較し、子育てしやすいエリアを探してみてください。
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まとめ
子育て世帯が実家の近くで暮らすメリットには、サポートの受けやすさや親の安否を確認しやすい点が挙げられます。
しかし過干渉のリスクなどデメリットも多く、賃貸物件は慎重に選ぶ必要があるでしょう。
保育園や実家との距離感など、選び方のポイントを踏まえながらより良い賃貸物件を探してみてください。
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