東京都で進学を希望されている方が大学選びをする際には、その大学の学部の内容や特徴を知ったうえで比較したいですよね。
また、大田区で物件を探している方は、近くにどのような施設があるのかをチェックしておきたいでしょう。
そこで今回は、東京都大田区にある東邦大学大森キャンパスの概要や学部、特徴についてご紹介します。
大田区にお住まいをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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東京都大田区にある東邦大学大森キャンパスの概要
東京都大田区には、東邦大学大森キャンパスがあります。
学部の内容や特徴をご紹介する前に、まずは東邦大学大森キャンパスの概要についてチェックしておきましょう。
東邦大学大森キャンパスの概要
東邦大学は、自然科学・生命科学系の総合大学です。
大学付属の病院やクリニックを生かし、医学・薬学や看護学などの実践的な教育がおこなわれています。
大田区にある大森キャンパスには、医学部と看護学部の学生が通っています。
東邦大学の前身は、1925年に女子の理科系教育の向上と健全な人間性の育成を目指し設立された「帝国女子医学専門学校」です。
1945年、空襲により本館以外の全施設を焼失しましたが、1947年には東邦医科大学、1949年には東邦薬科大学を開設します。
1950年、設置認可を受けた東邦大学理学部と、東邦医科大学、東邦薬科大学を総称して東邦大学とし、医科大学、薬科大学、理科大学を医学部、薬学部、理学部と改称しました。
その後、大学・付属施設を充実させ、現在に至ります。
2025年には創立100周年を迎える、歴史のある大学です。
建学の精神
東邦大学の建学の精神は、「自然・生命・人間」です。
これを念頭に、「自然に対する畏敬の念」「生命の尊厳」「人間の謙虚な心」を原点として、自然と人間を守るための人間性と知識・技能を育成することを教育理念として掲げています。
東邦大学の教育の目的は、教養ある有能な人材を養成することです。
そして、東邦大学で得た知識と技能をもった人材が文化の発展に貢献することが、大学の使命であるとしています。
アクセス
東邦大学大森キャンパスの最寄り駅は、京急本線「梅屋敷駅」です。
品川駅から梅屋敷駅までの所要時間は、約13分です。
JR京浜東北線を利用してもアクセスできます。
JR京浜東北線を利用する場合の最寄り駅は、「蒲田駅」です。
品川駅から蒲田駅までの所要時間は約10分、蒲田駅から「大森駅」行きのバスに乗車し、約2分でキャンパスに到着します。
●所在地:東京都大田区大森西5-21-16(医学部)、東京都大田区大森西4-16-20(看護学部)
●アクセス方法:京急本線「梅屋敷駅」より徒歩約8分
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東京都大田区の東邦大学大森キャンパスにある学部
次に、東邦大学大森キャンパスにある学部についてご紹介します。
東邦大学大森キャンパスには、看護学部と医学部があります。
看護学部
看護学部の教育理念は、深い知識と優れた技能、豊かな人間性を備えた、保健・医療・福祉に貢献できる医療人を育成することです。
東邦大学の看護学部は、以下の4つの強みを掲げています。
教養教育の充実
東邦大学の看護学部では、「生きる」力を支える土台を作ることを大切にしています。
芸術科目や考える力を養う科目、地域共生を実感する科目など、さまざまな教養科目を配置し、創造力を育みます。
体験学習による看護実践
付属病院での実習はもちろん、地元大田区での住民活動にも参加します。
大田区との強固な連携と15の専門領域により、治す医療と支える医療について多角的かつ多面的に学ぶことができます。
国際的視野の育成
語学や異文化理解に関する科目を設けて国際感覚を磨き、国際的な視野をもつ人材を育成します。
国際交流を積極的に推進しており、海外研修プログラムも提供しています。
学ぶ環境の充実
大森キャンパスには医学部と付属病院も併設されており、実習環境に恵まれています。
大学院看護学研究科や看護企画室も校舎内にあり、同じ看護の道を志す仲間や先輩たちに出会える場が近くにあります。
また、看護学部内にある「看護学部図書室」は、看護学の資料をはじめ、一般教育分野の資料も豊富です。
このように、学生が主体的に学べる場が充実していることも、看護学部の強みです。
医学部
医学部では、豊かな人間性を備え、倫理観をもって社会に貢献する「より良き臨床医」を育成することを目的としています。
また、「課題探求・問題解決能力」や、社会や文化の変化に対応できる「生涯学修能力」をもった人材を育成することを教育の目的として掲げています。
このような人材育成と教育の目的を実現するための柱となるのは、以下の4つです。
問題発見解決能力を養う
少人数グループで課題に取り組み、自分たちで課題を作って調査・検討し、議論をとおして解決する教育をおこなっています。
教員は知識を与えるのではなく、助言をしながら学生をサポートします。
こういった教育方針によって、問題発見解決能力が養われるのです。
自主学習と全人的医療人教育を重視
医学部では、学生が自主的に学べるフレキシブル・タイムを取り入れており、土曜日を自主学習の日としています。
また特定の部位や疾患に限定することなく、患者の心理や社会的側面、人間関係などを含め、患者の立場に立って総合的な診断・治療ができる医師を育成する「全人的医療人教育」を重視しています。
早期からの臨床体験
3つの付属病院との連携により、充実した臨床実習が可能です。
先端医療や地域医療など、早期から臨床体験を積むことができます。
語学力・国際的視野を磨く
選択科目にTOEFLコースや医療英語コースを設けて、語学力を磨きます。
実習先は、附属病院以外に、国内外の提携医療施設や大学付属病院、米国や英国などにある学術交流協定を結んだ大学からも選択可能です。
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東京都大田区にある東邦大学大森キャンパスの特徴
東邦大学大森キャンパスの概要と学部の内容についてご紹介しましたが、東邦大学大森キャンパスには、学生や職員を支援する施設も整っています。
そこで最後に、東邦大学大森キャンパスの特徴として、「教育・研究支援センター」と「ダイバーシティ推進センター」についてご紹介します。
特徴1:教育・研究支援センター
教育・研究支援センターは、教育や研究活動の推進を支援する機関です。
各学部を代表する副センター長や特任教員、事務職員で組織されており、研究に関するさまざまな相談をサポートしています。
具体的には、論文記載内容の相談や共同研究に関する相談、科研費申請に関する相談支援などをおこなっています。
教育・研究支援センターが毎年開催する「ノーベル賞解説セミナー」も人気です。
特徴2:ダイバーシティ推進センター
ダイバーシティ推進センターは、学び方・働き方の多様性をサポートする機関です。
もともとは女性職員を支援する機関でしたが、近年は子育てや介護、男性の育休、LGBTQ、障がいをもつ方への支援など、幅広くサポートする組織となっています。
大学での研究や、医師としての地域貢献をよりおこないやすくするために、多様な働き方の整備をおこなっています。
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まとめ
東京都大田区には、創立100周年を迎える歴史ある東邦大学の大森キャンパスがあります。
キャンパスには看護学部と医学部があり、実践的な教育をとおして、社会に貢献できる看護師や医師を育成しています。
教育や研究、またさまざまな学び方や働き方を支援する機関もあるため、医療について学びたい学生や、医療人として貢献したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
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