パワースポットといえば郊外や大自然の中にあるイメージがありますが、大田区にもパワースポットといわれる場所があるのをご存じでしょうか。
大田区にある「池上本門寺」は、都内で気軽に行けるパワースポットとして人気の高い場所。
今回は大田区の「池上本門寺」とはどんな寺院なのか歴史を紐解きながら、パワースポットといわれる所以や見どころをご紹介したいと思います。
パワースポットとしても評判の大田区の「池上本門寺」とは?
「池上本門寺」は1282年に日蓮聖人が入滅された地であり、日蓮宗の大本山です。
日蓮聖人は鎌倉時代に活躍した僧で、現在の日蓮宗の開祖にあたる人物です。
さまざまな困難や弾圧を受けながらも、強い信念でお釈迦様の教えを広めました。
このように「日蓮聖人ご入滅の霊場」である「池上本門寺」は、大田区の東急池上線「池上駅」から徒歩約10分という場所にあり、境内は木々に囲まれ厳粛な雰囲気はまさにパワースポット。
春には見事な桜も咲きますよ。
東京100景にも選ばれており、境内には国の重要文化財である五重塔が佇んでいます。
五重塔は、徳川2代目将軍秀忠が重い病にかかった際、法華信者であった乳母の岡部の局が強くお祈りした甲斐あって病が治ったことから、そのお礼に1608年に建立されたもので関東にある五重塔の中でもっとも古い歴史を誇ります。
「池上本門寺」のご利益は心願成就や厄除け、眼病といわれており、また、力道山のお墓があることから、格闘家が多く参拝する寺院でもあります。
大田区のパワースポット!「池上本門寺」の見どころとは?
まずは加藤清正公が寄進した「此経難持坂(しきょうなんじざか)」と呼ばれる96段の石段を登り、境内へと向かいます。
境内に厳かにそびえたつ関東最古の「五重塔」は圧巻の存在感があり、やはり一番の見どころといえます。
「日朝堂」も見どころのひとつで、眼病にご利益があるパワースポットです。
お堂の前には自身の体で悪いところを洗うと快方に向かうという浄行菩薩があります。
また長栄大威徳天がお祀りされている「長栄堂」は、心願成就や厄除けのご利益が。
そして鉄筋コンクリート造の仏堂建築としても評価の高い「本殿」にはお釈迦様の骨と日蓮聖人の骨が入っているため、とてつもなく強いパワースポットとなっており、必ず参拝したい見どころのひとつです。
研ぎ澄まされた空気感が本殿前の空間にすでに漂っていると評判になっています。
日蓮宗大本山 長栄山 池上本門寺
●大田区池上1-1-1
●寺務所:受付時間(午前9時30分~午後4時30分迄)
●大堂・総合案内所:受付時間(午前10時~午後3時迄)午後4時閉堂
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