家計をやりくりする際に、光熱費はまず見直すべき支出と言っても過言ではありません。
しかし、特に電気代に関して、節約しようとしてもなかなかできない、という方は決して少なくないと思います。
そこで、電気代が高いと悩む方のためにそもそもなぜ高額になってしまうのか、その原因と下げるコツや対策について詳しく解説していきます。
電気代が高い時の対策:原因
電気代は基本料金+電力の使用量で基本的に決定します。
当然ですが、たくさんの家電があり、それを毎日使用していればそれだけ料金がかかります。
しかし、実は電力の使いすぎだけが唯一の要因ではありません。
光熱費を節約するためにも、まずその原因について理解しましょう。
原因1:コンセントの差しっぱなし
初歩的な原因として、使っていない家電のコンセントの差しっぱなしが挙げられます。
実は、家電が稼働していなくてもコンセントに差した状態のままだと「待機電力」が消費され、料金にも少なからず影響するのです。
料金について考える際には、まず家中の待機電力に気を配りましょう。
原因2:電気を使う機会が多くなった
当然、単純に電気を使う機会が多くなれば電気代もそれに比例して高くなります。
特に夏のエアコンや扇風機、冬の暖房などは電気使用量が多くなる主な要因です。
また、近年話題の「オール電化住宅」にも落とし穴があります。
オール電化住宅とは、たとえば、コンロや暖房、急騰などこれまでガスをエネルギー源としていたもの電気に置き換えた設備がある住宅を意味します。
環境のことを考えれば一概に悪い、というわけではありませんが、その場合電気を使う機会が増え、料金にも大きな影響を与えることになります。
電気代が高い時の対策:下げるコツ
以上で述べたように、使っていない家電のコンセントはこまめに抜く、スイッチ機能があるコンセントを用意するなど、簡単なことから始められます。
それができた上で、以下の2点の電気代を抑える主な対策について考えていきましょう。
下げるコツ1:料金プラン、電力会社を見直す
電気代が高い、なかなか下がらないという場合には従来の料金プランや電力会社を見直してみましょう。
検針票で電気使用量(kWh)や基本料金を確認した上で、適切な料金プラン、契約アンペア数を選び直すことで基本料金が安くなります。
また、近年では電力自由化によってお得な電力会社との契約、乗り換え、変更が気軽にできるようになりました。
自分に合った電力会社を選ぶことも料金の節約につながります。
下げるコツ2:家電を見直す
意外かもしれませんが、今使っている家電を見直す、買い替えることも節約につながります。
というのも、古い型の電化製品は無駄な電気を消費してしまう恐れがあるからです。
買い替えの場合、一時的な支出が増えてしまいますが、長い目で見れば節約になり得るのです。