生活していると、人は常に何かの音を出しているものです。
賃貸物件に住んでみたら思いのほか壁が薄く、日常的に発する音が原因でトラブルに発展してしまうことがあります。
そこで今回は、壁が薄い部屋の賃貸物件とはどのようなものなのか、壁が薄いかどうかを内見時にチェックする方法と騒音対策をご紹介します。
賃貸物件で壁が薄い部屋とはどのような物件?
一般的には壁に石膏ボードを使用している木造や鉄骨造のアパートは防音性が低いとされています。
一方で壁がコンクリート製の鉄筋コンクリート造の建物は、防音性が高く騒音トラブルも起こりにくいとされています。
石膏ボードが使用されている壁の場合、壁の厚さが十分でないことや壁の間が空洞になっていることが原因となって、音が響きやすいのです。
しかし、石膏ボードの壁でも防音性を高める処理を施している場合は、この限りではありません。
また、音の響き方は建物の間取りによっても変わってきます。
隣室の生活空間との接し方次第で音の響き方が違ってくるので、間取り図によって騒音リスクを予想することも可能です。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の照明器具が故障!トラブルに発展させないための対処法と費用負担
賃貸物件の内見で壁が薄いかどうかを判断するチェックポイント
まず内見時にやっておきたいことは、部屋の中央で手を叩くことです。
これで音が反響しない場合、部屋の音が外へ漏れている可能性があり、騒音リスクがあるということです。
また、直接壁を叩いてみて「コンコン」と響く場合、壁と壁の間が空洞になっている可能性が高くなっています。
隣室との玄関ドアの距離もチェックポイントのひとつです。
ドアとドアの距離が近い場合、壁が薄い可能性があるので注意しましょう。
騒音は生活音だけではありませんので、窓を開けて外からどのような音が聞こえてくるのか、チェックすることも大切です。
▼この記事も読まれています
賃貸の防音対策に!テープをつかった手軽なDIYとは?
賃貸物件で壁が薄い部屋の騒音対策
賃貸物件に住み始めてみたら、思っていたよりも騒音が気になることもあるでしょう。
その場合、自分でできる対策があるので試してみましょう。
外の音が気になる場合、防音カーテンの取り付けや窓ガラスに断熱シートを貼るのがおすすめです。
隣室の音が気になるのであれば、壁に防音シートやコルクマットを貼るのが有効です。
また、音は壁だけでなく床を伝ってくる場合もあるので、床に防音マットを敷くのも良いでしょう。
隣室と接している壁に、本棚やタンスなどの家具を配置するのも防音対策になります。
このとき、家具を壁に密着させず、壁と家具の間に隙間を作るのがポイントです。
▼この記事も読まれています
困った!家具の日焼けとは?補修や予防方法について
まとめ
音の響き方は実際に住んでみて初めてわかる場合もありますが、内見時にある程度チェックすることは可能です。
物件選びの際は、間取り図の確認やご紹介した内見でのチェックポイントを確認してみましょう。
住んでみて音が気になる場合は、ご自身でできる騒音対策も試してみてください。
KENTY不動産では、大田区の賃貸物件を豊富に取り扱っております。
一人暮らしの方におすすめの物件を豊富にご紹介しておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
KENTY不動産 メディア編集部
蒲田・大田区周辺エリアでのお部屋探しは、株式会社KENTY不動産蒲田本店にお任せください!弊社は、特に蒲田・エリアの不動産物件に注力している不動産会社です。ブログでは蒲田・大田区に関連する情報や不動産情報などをご紹介します。