キッチンやお風呂の掃除は完ぺきな家庭でも、意外に見落としがちなのがベランダではないでしょうか。
ベランダは屋外のため、室内掃除のついでに掃除することは難しく、また隣家と接触しているため、どの程度掃除して良いのか分からない方もいます。
今回は賃貸物件にお住まいの方に向けて、ベランダの掃除方法と注意点についてご紹介します。
賃貸物件のベランダを掃除する方法
ベランダの掃除は基本的な掃除用品でおこなえますが、付いている汚れによっては道具や洗剤を使い分ける必要があります。
用意するものは、バケツ・雑巾・ほうき・ちりとり・洗剤などです。
必要な方はゴム手袋やマスクも合わせて用意しておきましょう。
ベランダの掃除を始める最初のステップは、ベランダにある私物の撤去です。
置いたままにしておくと掃除の邪魔になったり、掃除中に汚れがついてしまったりする恐れがあるため、動かせるものは別の場所に移動しておきましょう。
次に掃除用品を用意します。
このとき、ベランダと部屋の往復を減らすためにも、ベランダから手が届く範囲にできるだけ掃除用品をそろえておくのが良いです。
まずは、目につく大きなゴミや埃を簡単に掃き掃除しましょう。
ある程度綺麗になったら、次に室外機や手すりなどについた頑固な汚れを、洗剤を使って落としていきます。
すぐに落ちない場合は洗剤をしばらく付けて馴染ませ、ブラシでしっかりこすりましょう。
最後に全体を掃除していきますが、家によってはベランダに排水溝がなく、水を使った掃除ができない場合があります。
水を使えない場合は、固く絞った雑巾で拭きあげましょう。
水が使える場合でも一気に流し過ぎず、少しずつ床を濡らしてブラシで磨いてください。
賃貸物件でベランダを掃除する際の注意点
集合住宅でベランダを掃除する場合、いくつか注意点があります。
まず、ベランダで水を利用していいか、確認は必ずおこないましょう。
禁止されている場合は賃貸借契約書の特約などで確認できます。
また、ベランダは思っているより砂埃や汚れが溜まっていることがあり、掃除していると周囲の住宅へ迷惑をかけてしまう恐れがあります。
掃除をおこなう前に近所の方へお断りを入れておき、そのうえで汚水や埃が散らないように注意しましょう。
ベランダ掃除に適しているのは、意外にも湿度が高いくもりや雨の日です。
掃除はからっと晴れた日の印象がありますが、乾燥していると埃が舞いやすいため、かえって掃除しづらいこともあります。
ベランダの掃除はなるべく周囲に迷惑をかけず、おこないやすい日に取り掛かるようにしましょう。
まとめ
ベランダを掃除する習慣がない方もいますが、ベランダは砂埃や排気ガスで汚れやすい場所です。
掃除の方法や注意点をしっかり心得たうえで、ベランダを綺麗に保ち、快適な日々を過ごしましょう。
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