今や生活の一部になっている、スマートフォンやインターネット。
長い時間を過ごす自宅で電波が悪いと、とても不便で困りますよね。
インターネット環境が比較的整備されている賃貸物件においても、部屋の中なのに電波が悪いといったケースはまれに起こります。
そこで今回は、携帯などの電波が悪い原因と対処法について、ご紹介しますのでぜひ目を通してみてください。
賃貸物件で電波が悪い原因とは?
賃貸物件の室内にもかかわらず電波が悪い時の原因は、いくつか考えられます。
●建物のつくり
賃貸物件の壁や窓など建物のつくりや部材によっては、電波を阻害する場合があります。
たとえば厚めのコンクリート壁やアルミ製の窓、Low-Eガラスや網ガラスが用いられている窓等が、住んでいる賃貸物件に用いられていると、電波を阻害している可能性は高くなります。
特に、地下や高層階では影響を受けやすくなります。
●一時的な不具合
スマートフォン自体の調子が悪い場合や、スマートフォン自体は調子が悪くなくても、SIMカードの動作不良が起きていると、一時的に不具合が生じて電波が届かなくなる場合があります。
●スマートフォンの設定
手が当たったり設定のやりなおしを忘れていたりで、スマートフォンの設定が「機内モード」や「モバイルデータ通信オフ」などになっている場合も電波が遮断されます。
●通信障害
スマートフォンのキャリアで通信障害が起きている場合、通信自体が遮断されてしまうケースもあります。
携帯の電波が悪い場合の対処法
賃貸物件の部屋の中にいて電波が悪い場合の一時的な対処法としては、まずは窓を開けてみましょう。
特に物件が鉄筋コンクリート造だったり、先述のような窓に特徴がある物件だったりする場合、窓を開けることですぐに回復するケースがあります。
しかし常に窓を開けておくわけにはいかないので、根本的な対処法としては有線LANポートがあれば無線ルータに接続したり、室内用アンテナの使用を検討すると良いでしょう。
大手通信会社のキャリアを使用している場合、キャリアが提供している電波改善ツールを無償または有償で借りることも可能です。
電波改善ツールには「フェムトセル」という無線機器や、「レピータ」という電波の増幅器などがあります。
キャリアの通信障害に関しては、SNSやニュースの検索可能であればすぐに通信障害の有無を調べることができます。