賃貸物件への引っ越しで、意外と設置を優先すべきものといえばカーテンです。
カーテンがないと日中はまぶしく部屋の中も丸見えになり、夜も外から見ると意外と目立ってしまうもので、防犯上もあまりよくありません。
そこで今回は賃貸物件に入居する日までに用意しておきたいカーテンの選び方について、カーテンの種類やサイズの測り方などを中心にお伝えしたいと思います。
カーテンの役割と種類やそれぞれの特徴とは?
カーテンの役割とは?
選び方で大事なのが、まずカーテンの役割を理解しておくことです。
●防犯
先でも少し触れましたが、カーテンにはインテリアとしての役割だけでなく、防犯上の面で役割があります。
カーテンが付いていない部屋は日中だけでなく、特に夜間に電気をつけると中が丸見えになってしまいます。
どんな人が住んでいるのか、間取りがどうなっているのかなどが見えてしまい大変危険ですし、住人のプライバシーも守ることができませんね。
防犯面を重視した選び方としては遮像機能や遮光機能、ミラーレス機能のあるカーテンがおすすめです。
●温度調節
カーテンには室内の温度を調節する役割もあります。
カーテンは、冬は冷気を遮断したり、夏は日差しや熱を遮断して室内の温度が下がりすぎたり上がりすぎたりしないために一役買っているのです。
温度調節を重視した選び方としては、遮光機能、遮熱機能のあるカーテンがおすすめです。
カーテンの種類
カーテンにはさまざまな種類があります。
形状別にカーテンの種類を見てみましょう。
●ドレープカーテン
最も一般的なカーテンで、カーテンレールに取り付けて左右に開閉するタイプのカーテンがドレープカーテンです。
種類も豊富で、遮光、遮熱、遮像、防音、防炎などの機能がついたものも数多くあります。
●ブラインド
スラットと呼ばれる羽の角度を細かく調節して、光や見え方を遮ることのできるカーテンをブラインドと言います。
スラットが縦状になったものはバーチカルブラインドと言います。
●ロールスクリーン
上部にカーテン布を巻き上げて光や視界を遮ることのできるカーテンをロールスクリーンと言います。
カーテンサイズの測り方
カーテンは窓の大きさやタイプに合った物を設置しましょう。
窓の大きさに合うカーテンサイズの測り方は次の通りです。
カーテンの横幅の測り方
カーテンの横幅の測り方は、窓の大きさではなく「カーテンレール」で測るのがポイントです。
カーテンレールの左右に付いている固定ランナーの幅を測りましょう。
カーテンの丈の測り方
カーテンの丈の測り方は、窓の種類で若干異なります。
●腰高窓
カーテンランナーから窓枠の下までを測りあとは好みで15~20cmをプラスした長さを選びます。
●掃き出し窓
カーテンランナーから垂直に床面までの長さを測り、床に触れないようにそこから1cmマイナスした長さにします。