賃貸に住む場合、リビングやキッチン、寝室や和室などの他に、使用することのできる空間がほかにも存在し、その一つがサービスルームです。
部屋にはそれぞれの役割や適した使用方法があり、サービスルームにも適合した使い道があります。
サービスルームとはどのような役割を持つスペースか、その使い道とサービスルームがあることのメリット、さらに活用方法をご紹介します。
賃貸におけるサービスルームの使い道とメリット
賃貸の間取りを見ていると、サービスルームと名付けられたスペースがあることに気づくことがあるでしょう。
物件情報ではSと表示されていることも多く、その役割を知っておくと部屋での活用方法の幅が広がります。
リビングなどの居室といわれているスペースには、採光条件や換気に必要な窓のサイズの基準が設けられています。
そのような条件に当てはまらない場所をサービスルームといいます。
賃貸の間取りでは、トイレやお風呂、玄関とも異なるスペースでその使用方法は人によってさまざまでしょう。
サービスルームにはテレビの配線がないことや、エアコンを設置することができないなど、居室とは異なる点があるので使用時は注意が必要です。
サービスルームは完全な個室として数えられないため、居室がある部屋より賃料が抑えられることがメリットです。
また、来客時に人に見せたくないものを置くなど、その活用方法が人によってさまざま考えられることもメリットといえます。
賃貸におけるサービスルームの使い道と活用方法
サービスルームはこれといった使い道が限定されていませんが、物を置く倉庫のような役割として使用することが多いです。
リビングに入りきらないものや、わけて置いておきたいものなどの収納にも良いでしょう。
ある程度の広さがあるサービスルームは、書斎やゲーム専門部屋などとして使用することもできます。
また、趣味関連のものを置いたり、作業したりするためのスペースにしても良いでしょう。
一般的な個室のようにさまざまな設備を整えることはできませんが、採光が少ないことを生かして本棚や食糧を置くなどの活用法もおすすめです。
さらに、一時的に使用するのに向いているため、運動器具を置いて打ち込めるスペースとして使うのも良いでしょう。