賃貸物件には、すでに設置されている設備で、いわゆる「初期設備」があります。
物件によっては、古い設備が付いている場合があります。
大家さんに、このような古いものの交換をお願いすることはできるのでしょうか。
ここでは、コツや方法、故障時の対処法などをご紹介します。
賃貸物件についている設備の交換してもらう交渉やコツとは
まず、室内の設備に関して、10年ほど使用すればどこか傷んでくるものです。
20年以上経過しているエアコンが好感されていないものもありますが、故障して使えない場合は大家さん・もしくは物件を管理している管理会社に連絡をしましょう。
故障しているわけで無ければ、大家さんは新品に交換する義務はないため、古いからという理由での交換はしてもらえない場合もあります。
使用できないのであれば、正常に使用できるように交換してもらうことは可能です。
家賃の交渉ができない場合でも、設備での交渉をすることができる場合があります。
家賃の交渉よりは交渉がしやすいのです。
それでも、今の家賃にそういった古い設備を考慮している場合もあり、その契約内容を入居時に承諾していることになるので、新品に交換するような要求をすることは基本的にはできないということになります。
賃貸物件で「設備が故障」対処法とは何をするのか
故障がみつかったときは、大家さんや管理会社へ連絡をしてください。
必要に応じて修理などの対応をとってもらいましょう。
ほとんどの場合、費用については大家さんの負担です。
ただし、経年劣化や一般的な使用の範囲で起こったものではなく、入居者の故意や過失、不注意などでの破損などの場合には入居者の負担になります。
故障や破損が起きると焦って対処する方もいらっしゃいますが、自分の判断で修理したりしないようにしましょう。
もし、大家さんや管理会社の対応が遅れるような場合に、自分で手配する旨を伝えて許可をとるのが最善です。
理由として、修理業者を自己判断で手配した場合、その費用を大家さんに負担してもらえない可能性があるからです。
勝手に手配した業者で、修理の費用が相場よりも高額だったりすると、トラブルになる危険性があるので注意しましょう。
そして、入居者側には、故障などの不具合を報告する義務があることを忘れてはいけません。