夏になると、どこからともなくコバエが湧くものです。
鬱陶しく感じて駆除しようと思っても、小さくてなかなか撃退できず、余計イライラしたことがある方もいるのではないでしょうか。
今年の夏はコバエに悩まされないよう、賃貸物件でコバエの湧く原因、駆除・予防方法をご紹介します。
賃貸物件でコバエ駆除~そもそも発生原因は?~
まず、コバエと一言で言っても、実はショウジョウバエ、ノミバエ、キノコバエ、チョウバエの4種類がいるのです。
しかも、この4種類は発生原因も発生場所も異なります。
ショウジョウバエは腐った果物が原因で、キッチンに湧くコバエです。
ノミバエは腐った植物やゴミや動物の排泄物が原因で、キッチンに発生します。
キノコバエは湿気や腐った植物が原因で、観葉植物に湧きます。
チョウバエは排水口に溜まったヘドロが原因で、風呂場やトイレなどの水回りに多いです。
これらのコバエは駆除方法や予防の仕方も異なります。
賃貸物件でのコバエの駆除方法
賃貸物件でコバエが出たら、基本的にはスプレー式殺虫剤や置き型殺虫剤で駆除しましょう。
コバエは種類によって生態や発生場所が違います。
そして、殺虫剤のなかにはコバエの種類に合わせたものが販売されています。
コバエの種類がわかったら、それに合った殺虫剤を購入し使うと良いでしょう。
なお、もしも発生したコバエがショウジョウバエである場合、自分でめんつゆトラップを作って対処できます。
ショウジョウバエははめんつゆに含まれるアルコールに引き寄せられます。
めんつゆトラップの作り方は、500mlのペットボトルを底から5cmぐらいの場所でカットし、めんつゆと水を1:5の割合で入れ、台所用洗剤を3滴垂らせば完成です。
めんつゆトラップはいつまでも放置しているとショウジョウバエが産卵し大量発生する可能性があるので、1週間経ったら紙に吸わせて捨ててください。
排水管内に卵や幼虫が付着し繁殖する可能性があるため、決してそのまま排水口に流して捨てないようにしましょう。
賃貸物件ではコバエ駆除のほか予防も大切
賃貸物件でできるコバエの予防は以下のとおりです。
●こまめに三角コーナーや排水口を掃除
●生ごみは密閉して捨てる
●食べ物や飲み物を放置しない
●ハーブやアロマを置く
基本的には部屋を清潔に保つことが予防策となります。
また、ハッカ、ペパーミント、レモングラス、ラベンダー、ローズマリーなどのハーブやアロマの香りも有効です。
もしも観葉植物を置いてある場合、キノコバエが発生する可能性があります。
その場合は、土の表面を無機質の用土にしたり、肥料を化成肥料にするほか、水のやりすぎに注意することで予防しましょう。
まとめ
コバエは4種類いて、種類によって発生原因や発生場所が異なります。
賃貸物件でできる駆除方法としては、殺虫剤やめんつゆトラップなどがあります。
また、こまめな掃除やハーブの設置、食べ物などを放置しないなど、発生の予防にも努めましょう。
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