賃貸物件に住んでいると、床や壁など、至るところに気を遣いながら暮らしていく必要があります。
もちろんマイホームでも気遣いはしますが、賃貸物件の場合は、いつかは退去する必要があるため、余計に心配な点が多くなるのではないでしょうか。
今回はそのなかでも、フローリングのカビにフォーカスしてご紹介したいと思います。
フローリングにカビが生えた場合の掃除方法
フローリングに敷いていたカーペットをめくったら、白いシミや黒ずみができていたという経験をした方もいらっしゃるでしょう。
その白シミや黒ずみの正体は、実はカビなのです。
実はこのカビは、自分で掃除することができるので、その方法をご紹介しましょう。
準備するものは、中性洗剤・爪楊枝・エタノールスプレー・雑巾2枚です。
まずはカビの胞子が部屋にこもらないように、窓を開けてしっかりと換気します。
フローリングのカビには、中性洗剤を吹きかけて5分ほど放置しましょう。
放置するとカビが起き上がってきますので、固く絞った雑巾で、洗剤が残らないようにカビを拭き取ります。
フローリングの溝に入ったカビは、爪楊枝でかき出して取り除きます。
その後、エタノールスプレーを全体にまんべんなく吹きかけ、見えないカビを除去しましょう。
最後に全体を乾いた雑巾で乾拭きしたら完了です。
少し面倒なお掃除にはなりますが、カビは放置しているとどんどん広がっていくため、早いうちに対処してしまうことをおすすめします。
カビが賃貸物件の退去費用に及ぼす影響
カビを発見したときに対処せず、放置してしまった場合、掃除で対応できる範囲を超えてしまう場合があります。
そのような場合、そしてその原因が過失や故意である場合には、賃貸物件である以上、退去時には原状回復する必要があります。
もちろん、ご自身で業者に依頼するということではありません。
管理者である大家さんが業者に依頼されますので、退去費用としてフローリングの張り替え費用を支払う必要があります。
張り替えのおおよその目安は、6畳あたりで4〜5万円ほどです。
入居時にお支払いしている敷金などから、退去費用として差し引かれることは覚悟しておきましょう。
カビ掃除でフローリングに傷がついた場合
ご自身でカビ掃除をしていて、フローリングに傷をつけてしまった場合はどうでしょう。
これは残念ながら過失となるため、入居者が支払う必要があります。
カビを取るために掃除をして、傷をつけてしまっては本末転倒ですので、お掃除の際は十分に気を付けてくださいね。
まとめ
お住まいの賃貸物件のフローリングにカビが生えてしまった場合の掃除方法や、退去時の対応についてまとめてご紹介しました。
カビが生えても早いうちに対処すれば、ご自身でも十分にお掃除で取ることができます。
退去時に後悔しないためにも、日頃からこまめにお掃除されることをおすすめします。
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