今回はリノベーション賃貸物件についてご紹介していきます。
リノベーション賃貸物件とは、間取りや設備などを新しく作り変えた建物のことです。
リノベーション賃貸物件のメリット
まずはリノベーション賃貸物件の、メリットについてご紹介していきます。
一番の魅力は内装が新しい点です。
外観は築年数に合った見た目でも、お部屋に入ると新築のようなきれいさがあります。
新築並みにきれいな内装にもかかわらず、実際の新築よりも安く借りられる点もメリットです。
住みたいエリアの家賃が高くて悩む場合にも、リノベーション物件を検討すると、解決することがあるかもしれません。
また広い部屋や間取りにこだわりがある場合にも、手ごろな値段で借りられることがあるのでお得です。
またデザイン性にこだわったお部屋も多いのが特徴です。
築年数が経過した分、付加価値を付けて人気を取り戻したいという思いがあるため、おしゃれな内装になっている場合があります。
リノベーション賃貸物件のデメリット
次にリノベーション賃貸物件の、デメリットについてご紹介していきます。
まず気になるのは耐震性です。
築年数のたった物件で注意が必要ですが、建てられた年代にもよります。
現在の新耐震基準が導入されたのは1981年6月1日なので、それ以降に建てられたものであれば、「震度6強から7の地震で倒壊・崩壊しないこと」という基準で建てられているためです。
それ以前の旧耐震基準では「震度5で倒壊しない」となっているので、耐震補強工事がされているかなどを、確認しておくとよいでしょう。
また水回りの設備が問題ないか、確認する必要もあります。
配管にリノベーションがされておらず、古いままの可能性があるためです。
気になる点は、不動産会社などに事前に問い合わせるようにしましょう。
ほかには音に関する点でも注意が必要です。
リノベーションで間取りを変更した影響で、防音性が低くなっている場合があるためです。
隣室や上階の音の響き方などを、事前に内見で確認しておきましょう。
また電気容量が少ない建物もあります。
築年数が経過している物件では、20アンペアや30アンペアに設定されていることが多いので、家族構成によって電気容量が足りなくなる可能性があるでしょう。
まとめ
リノベーション賃貸物件のメリットとデメリットについてご紹介しました。
希望に沿ったお部屋に出会えれば、お得に快適に暮らせますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
