賃貸物件にあるベランダやバルコニーは、その部屋の入居者だけが使えると考え、専有部分だと思われがちですが、実はベランダもバルコニーも入居者に専用使用権がある共用部分です。
今回はそんなベランダやバルコニーとはどのような設備で、どのうような使い方ができるのか解説します。
賃貸物件の共用部分「ベランダ」の使い方とは?
ベランダもバルコニーも賃貸物件の共用部分である点は同じですが、両者の違いとは、簡単に言えば屋根(庇(ひさし))の有無です。
屋根があるのがベランダ、屋根がないのがバルコニー、と区別しておくと良いでしょう。
屋根があるベランダの使い方としてまず挙げられるのは、洗濯物を干す場所として使うことでしょう。
屋根があるので少々雨が降っても洗濯物が濡れない、という利点は見逃せません。
しかし、もの干し場所として使うだけではもったいないという方は、以下のような活用の仕方をしてみてはいかがでしょう。
●人工芝やウッドパネルなどを敷きくつろぎの場所とする
●すだれやシェードなどで適度な目隠しをしてプライベートな空間とする
●ちょっとした作業場所として活用する
●子どものプール遊びの場にする
人工芝やパネルを敷けば雰囲気も変わり、目隠しをすることで屋外でありながら周りの視線を気にせずにいられる空間とすることができます。
なお、プールなど遊び場として活用する場合は、周りの住戸の迷惑にならないよう配慮が必要です。
ベランダを活用するにあたっての最大の注意点は、ベランダはいざという時の避難経路であることです。
避難はしごがある場所の上にモノを置かない、物置など避難経路をジャマしてしまうような大きなものを置かない、などの配慮が必要です。
賃貸物件の共用部分「バルコニー」の使い方とは?
ベランダと違って屋根がないという特徴を持つのがバルコニーです。
雨が降ったら洗濯物が濡れてしまうなどの不便はありますが、そんなバルコニーの大きな強みとは、屋根がないからこそ太陽光の恵みを受けられることです。
この強みを生かして、以下のような使い方をしてみてはいかがでしょう。
●避難経路の邪魔にならない程度にプランターなどを置いて家庭菜園を楽しむ
●椅子やテーブルを置いて夜空を眺めながらお酒を飲んだりティータイムを楽しむ
●子どものプール遊びの場として活用する
ちなみにバルコニー活用にあたっての注意点も、ベランダと同じです。
普段は専用使用できるものの、あくまで賃貸物件の共用部分であることを理解し、緊急時の避難の支障にならないよう配慮して活用しましょう。
まとめ
今回は賃貸物件の共用部分であるベランダとバルコニーについて、おすすめの使い方や注意点をご紹介しました。
ベランダもバルコニーも賃貸物件の共有部分であることを理解し、ルールやマナーを守ったうえで活用しましょう。
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