日本は高温多湿という風土の影響もあり、賃貸物件、戸建ての種別を問わずに害虫が発生しやすい傾向にあります。
とくに賃貸物件は、お部屋によってはゴキブリなどが住み着いている場合もあり、なんらかの害虫対策が必要です。
こちらの記事では賃貸物件におすすめの害虫対策や、駆除業者を依頼するときの費用負担について解説しているので、ゴキブリなどでお困りの方は参考にしてください。
賃貸物件の害虫対策におすすめの方法は
賃貸物件にゴキブリやムカデなどが発生することはよくある出来事ですから、大家さんに害虫駆除を依頼するのは難しいでしょう。
結果的に、ゴキブリなどをご自身で駆除しなければいけませんが、しっかりと害虫対策を実施しないと、再びどこからともなく害虫が発生します。
つい部屋に生息しているゴキブリなどを退治することで頭がいっぱいになってしまいますが、最初に取るべき対策として、いかなる虫も室内に入って来ないように侵入経路を遮断しましょう。
侵入経路として考えられるのは、窓や玄関の他に、排水管やエアコンの開口部、屋外に設置している室外機のドレンホース、浴室の排水口、換気扇など、複数の箇所が該当します。
ホームセンターで販売されているエアコンのドレーン防虫キャップを使用したり、外壁のヒビに関しても市販されているパテ剤でしっかりと隙間を補強して、害虫の侵入を予防することが必要です。
また、すでに室内に生息しているであろう害虫を一斉に駆除する方法として、くん煙、くん蒸しタイプの駆除剤をおすすめします。
家具の裏側まで一斉に薬剤が広がるため即効性を期待できますが、火災報知器が作動する可能性があるので、煙を感知しないようにビニールシートなどで覆っておきましょう。
賃貸物件の害虫駆除に掛かる費用負担は誰になるのか
結論から述べますと、入居中の賃貸物件でご自身では対応しきれないほど、多くの害虫が発生してしまい、駆除業者を頼む場合の費用負担は入居者になります。
ただし、建物の老朽化や設備の不具合が原因となり、ゴキブリやムカデなどが生息している場合には、貸主に駆除費用を請求できるケースもあります。
また、前入居者が退去したあとにハウスクリーニングを怠った結果として、害虫が発生しているであろうと考えられる場合も、害虫駆除費用は大家さんや管理会社の負担となる可能性が高いでしょう。
しかし、いずれのケースでも判断基準が難しく原因を特定しづらいので、入居者自身に問題がないと明らかであっても、貸主の管理責任と明確に特定されないことも少なくありません。
そのような場合でも、害虫被害が著しく居住することが難しい場合には、貸主に引っ越し費用を負担してもらえる可能性があります。
まとめ
賃貸物件は不特定多数の方が入居しますから、前入居者のお部屋の使い方によっては、害虫が大量に発生することも考えられます。
また、たとえゴキブリ1匹であっても見えない箇所で繁殖している可能性もあるため、早めに市販の駆除剤を使用して衛生的な環境に室内を整えましょう。
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