ペットの飼育が許可されていない賃貸物件に入居している方のなかには、文鳥を飼育したいとお考えの方もいるはずです。
犬や猫などのペットは室内に傷を残しやすく、鳴き声によるトラブルも想定できますが、鳴き声が小さく、においや傷の心配のない文鳥ならばどうでしょうか。
今回は、賃貸物件でも周囲の迷惑となりにくい文鳥の魅力と、飼育する際の注意点について解説します。
ペット不可の賃貸物件!文鳥の魅力について解説
賃貸物件でペットを飼ってはいけない理由は、動物が部屋を傷つけてしまったり、においや鳴き声が原因で周囲とトラブルになったりする点にあります。
とくに犬や猫の場合は鳴き声も大きく、トラブルになる頻度も高くなるのです。
ですが、小鳥などの小動物の場合は部屋に被害が出ることもなく、周囲とトラブルになることもほとんどありません。
鳴き声が気になるのではと考える方もいらっしゃいますが、実は鳥のなかでも文鳥は鳴き声がそれほど大きくない種類に分類されるのです。
また、文鳥は基本的に籠のなかで生活しますので、部屋を汚してしまう危険性が少ない点も魅力です。
抜ける羽の量もインコなどに比べて格段に少なく、においもそれほどありません。
そのため、賃貸物件でも周囲の部屋に迷惑をかけずに飼育できるのです。
賃貸物件でペットを飼いたい!文鳥を飼育する際の注意点は?
周囲の迷惑になりにくいとは言っても、ペット不可の物件で文鳥を飼育する場合は、まずは大家さんや管理会社の許可を得る必要があります。
迷惑にならないからと言って勝手にペットを飼育してしまうと、賃貸借契約に違反したとして強制退去を求められるかもしれないという注意点があります。
大家さんや管理会社に相談する際は、起こり得るトラブルと具体的な対処法をあらかじめ伝えておくことで、飼育を許可してもらいやすくなるでしょう。
鳴き声が小さいとはいえ、壁が薄い物件では隣室に聞こえる可能性がありますので、飼育の際は防音カーテンや鳥かご用の防音カバーなどを使用することでトラブルを未然に防げます。
また、飼育スペースの汚れを放置してしまうとにおいのもとになる可能性や、部屋の床材などを傷めてしまう可能性があるため、注意が必要です。
文鳥などの小鳥は基本的に鳥かごで飼育する必要があります。
放し飼いにする場合、室内を汚してしまう可能性がありますので、事前に大家さんなどに確認することが必要です。