賃貸のマンションやアパートなどに住んでいて、停電が起きた場合どうすればいいのでしょうか。
確認方法や対処法など、原因により異なります。
今回はそんな停電時の確認方法や対策などについてご紹介します。
賃貸物件で停電したときの対処法・原因の確認方法
停電したら、まず他の部屋や周辺の住宅の状況を確認しましょう。
台風や雷など、自然災害が原因の停電の場合は一帯も停電しているはずです。
その場合は電気の復旧を待つしかありません。
念のため、通電した際にスパークが起こらないよう、家電製品のコンセントを抜いておきましょう。
もし自分の部屋のみ停電している場合は、ブレーカーが落ちている可能性があります。
賃貸の場合、玄関付近にブレーカーがあることが多いので、確認してください。
一番左側のアンペアブレーカーやレバーが集まっている安全ブレーカーが落ちている場合、電気の使いすぎが原因です。
アンペアブレーカーは部屋全体、安全ブレーカーはキッチンや洗面所など区画ごとの電力を制御しています。
電気が落ちる直前に使っていた電化製品を中心に、コンセントの電源を抜いてください。
安全ブレーカーはその区画で使っている電化製品のみで良いですが、アンペアブレーカーの場合は念のためすべての家電製品の電源を抜くことをおすすめします。
真ん中の漏電ブレーカーが落ちている場合は、建物全体で漏電が起きている可能性があります。
賃貸の管理会社やオーナーに問い合わせてください。
賃貸物件で停電したときの対処法・事前対策とは
次に、停電への事前対策を見ていきます。
ここでは特に、自身が原因で起こる停電への対策をご紹介します。
まずブレーカーが落ちて停電が起こらないようにするためには、使用電力の高い家電製品を知る必要があります。
代表的なものはドライヤー、エアコン、炊飯器です。
これらも別々のコンセントを使っていれば、同時に使っても問題ありません。
しかし、1ヶ所の同じコンセントから、タコ足配線で電源を取るとブレーカーが落ちる原因になります。
ドライヤーと炊飯器を同時に使わないなど工夫が必要です。
次に、停電が起こってなかなか復旧しない場合の備えについてお話しします。
まず必要なのは食料や水などの備蓄で、できれば3日分あると安心です。
次に懐中電灯です。
今はスマホのライトも灯りとして使えますが、スマホは大事な連絡手段であり情報源でもあります。
できれば懐中電灯を別で準備しておきましょう。
次はそんなスマホのバッテリーです。
停電が長引いた場合、外への連絡手段や情報源は命綱となります。
大容量のものや、ソーラーパネル搭載のものがあると安心ですね。