お風呂が黄ばんでいると、入浴するときに気になってしまいませんか?
快適なバスタイムのためにも、できるだけ発生を抑えるように気をつけて、見つけたら早めに掃除しましょう。
今回は賃貸物件のお風呂の黄ばみについて、原因や対策方法をご紹介します。
賃貸物件のお風呂にできる黄ばみは原因を知って発生を防ごう!
賃貸物件は、退去の際に原状回復する義務があるため、普段からできるだけきれいに使うことを心がけておくとよいでしょう。
お風呂では、カビの発生とともに、浴槽の黄ばみにも気をつけたいものです。
黄ばみができる主な原因は、以下の3つが考えられます。
●水あかや石けんカス、皮脂の付着
●入浴剤による着色
●経年劣化によるもの
水道水に含まれているミネラルなどの成分や石けんカス、皮脂が蓄積すると、浴槽が徐々に黄ばみます。
また、入浴剤の色が移ってしまうことも、黄ばみの原因のひとつです。
色の濃い入浴剤を使っていたり、使用回数が多かったりすると、黄ばみになりやすいので気をつけましょう。
そして、経年劣化によることも考えられます。
浴槽の寿命は、15年から20年と言われています。
経年劣化による黄ばみは掃除では落とせないため、浴槽を交換するしかありません。
賃貸物件では、自分で浴槽を変えることはできませんから、気になる場合は大家さんに相談してみましょう。
賃貸物件のお風呂にできる黄ばみを防ぐための対策を実践しよう!
浴槽の黄ばみを防ぐためには、使用後にすぐ洗うことが大切です。
軽く洗って流すだけでも、大きな効果があります。
また、付着してしまった黄ばみは、原因によって効果のある掃除方法が変わります。
水あかや石けんカスなどはアルカリ性なので、酸性であるクエン酸が有効です。
皮脂は酸性なので、アルカリ性の洗剤などを使うと、落とすことができます。
注意点は、浴槽の素材に合った方法で掃除すること。
素材によっては、適さない洗剤などもありますから、使用前にしっかりと確認しましょう。
また、研磨剤を含んだスポンジでこすると、浴槽を傷つけてしまいます。
普通のスポンジでも、あまり力を入れずにやさしく洗うことが大切です。