賃貸物件の天井に穴が開いてしまう原因はさまざまです。
築年数の古い物件であれば、長年の雨漏りによって天井が腐食していたり、害虫に食べられていたりと気付かない間に穴が開いてしまうことがあります。
また、お子様のいる家庭では子どもが遊んでいて誤って天井に穴を開けてしまうケースもあります。
もしも天井の穴を発見した場合、放置せずにすぐに修繕しましょう。
ここでは、天井に穴が開いてしまった場合の修繕方法や修繕費用についてご紹介します。
賃貸物件の天井に穴を開けてしまった場合の修繕方法
天井の穴をそのまま放置していると、自然劣化が進んで穴が大きくなる可能性があります。
また天井裏の湿度が上がってカビが増殖する可能性や、冷暖房の効率が悪くなる可能性も考えられるため、早急に修繕しましょう。
まず、穴を開けてしまった場合はすぐに大家さんに報告して指示を仰いでください。
天井の穴を修繕する場合は、専門業者に依頼するのが無難です。
修繕方法は穴の大きさによって異なりますが、小さな穴の場合は、穴の開いた部分に裏打ちを施しパテで埋める方法があります。
この方法は、ホームセンターにある材料を使って自分で行うことも可能です。
一方で、大きな穴が開いてしまった場合は天井ボードの交換および天井クロスの張替えが必要となります。
ただし、穴の開いた原因が害虫や雨漏りだった場合、穴の補修だけでなく雨漏りの修繕や害虫駆除など原因を取り除く必要もあるため、業者に依頼する必要があります。
賃貸物件の天井に穴が!修繕する場合の費用相場とは
修繕費用は、穴の大きさによって異なります。
1cm角~3cm角程の小さな穴で2万~5万円、穴が大きく天井ボードの交換や天井クロスの張替えを行う必要がある場合は5万~数十万かかるケースもあります。
依頼業者を選ぶ際には、1社だけに依頼して即決するのではなく、きちんとした業者を見極めるためにも数社で相見積もりを取るようにしましょう。
意図的に開けた穴でない場合は、穴が開いた要因をきちんと調べて対処する必要があります。
穴をただ埋めて修繕するだけでなく、要因を取り除く処置まで施してくれる業者に依頼することが大切です。