恋人と一緒に生活したいと思った場合、「すてきな部屋を借りたい」、「お気に入りのインテリアを飾りたい」など、幸せな生活を想像するだけでワクワクしますよね。
しかしカップルが同棲をはじめると、思わぬトラブルが起きるケースがあります。
そこで今回は、賃貸物件で同棲しようと検討している方へ向けて、意外と多いトラブルについてご紹介します。
「私たちにはトラブルなんてありえない」と思うかもしれませんが、知っておくと避けられるので、ぜひ参考にしてくださいね。
賃貸物件で同棲する際のトラブル:間取りや初期費用
同棲をしているカップルがよくケンカになる原因は、「間取り」と「お金」に関することが多いです。
具体的にどのようなことでケンカになるのでしょうか。
<間取りに関するトラブル>
同棲をはじめる前は、いつも一緒にいられる生活が嬉しくて、ワンルームや狭い間取りの賃貸物件を借りる方が多いかもしれませんね。
しかし毎日一緒に生活するということは、今まで見えなかった相手の生活習慣や癖などを、すぐ隣で目の当たりにすることになります。
ストレスがたまって、ささいなことでケンカになるケースが多いのです。
プライベートな空間を保てるように、2部屋以上ある物件をオススメいたします。
<初期費用に関するトラブル>
賃貸物件を契約する際には、初期費用としてまとまったお金が必要です。
物件の大きさにもよりますが、家賃の約半年分は準備しておくべきでしょう。
この費用はどちらが支払うのか、また半分ずつにするのかなど、契約前には相談して事前に決めておくと、お互い納得して契約が進みますよ。
賃貸物件で同棲する際のトラブル:契約時の審査
気に入った物件が見つかれば、いよいよ契約へと進みます。
しかし結婚していないカップルは、独身者やファミリーよりも、契約時の入居審査が厳しいことをご存じでしょうか。
大家さんにとっては、結婚していない2人が同棲することに、あまりよいイメージがなく、貸すことに不安を持つ人も多いです。
また契約者はどちらがなるのか、保証人はだれがなるのかなど、しっかりと相談をして、大家さんに安心感を持ってもらえるようにしましょう。
2人で住む場合、どちらか収入の多いほうが契約者になるのが一般的です。
連名で契約するケースもありますが、もし将来同棲をやめたくなった場合に、住んでいなくても契約者として名前が残り、トラブルになる可能性があります。
また保証人に関しても、片方が物件の契約者で、もう片方の親が保証人になるようなことも避けたほうが無難ですよ。
もし同棲を隠して契約をし、あとから大家さんが見つけた場合は、契約違反となります。
部屋を出ていかなければならない可能性がありますから、契約時に同棲することをしっかりと伝えて契約してくださいね。
まとめ
今回は、同棲したいカップルが賃貸物件を借りる際に、起こりやすいトラブルをご紹介しました。
初期費用や家賃などのお金に関しては、契約前にしっかりと話し合って、決めておきましょう。
お互いがリラックスできる間取りの賃貸物件で、ぜひ幸せな生活をスタートさせてくださいね。