賃貸物件では、間取りによっては換気しにくい物件があります。
しかしコツを知っていれば、効率的に換気をすることが可能です。
そこで賃貸物件で換気をするときのコツや、季節ごとのポイントをご紹介します。
賃貸物件で効率的に換気するコツと期待できる効果
賃貸物件で換気は、空気の流れを意識するのがコツです。
空気の入口と出口を作れば風が抜けやすくなるので、空気の入れ替えがスムーズです。
ワンルームのように窓がひとつしかない場合は、換気扇なども活用しましょう。
あるいは玄関を開けるのも効果的です。
玄関が無施錠になるのが気になる場合は、ドアロックをかけたまま数センチ開けておくだけでも十分な効果が期待できますよ。
また、サーキュレーターを使えば、室内の空気が循環するのでより効率的に空気を入れ替えられます。
冷暖房を効かせたいときにも、サーキュレーターは効果的なアイテムです。
<換気がもたらす効果>
換気をすれば室内の空気がキレイになるので、こもった臭いを解消できます。
また湿気を追い出し、カビの発生を防ぐ効果も期待できます。
このほかホコリや目には見えない微生物も、空気の入れ替えで軽減できるでしょう。
空気だけではなく気分転換にもなるため、家にいるときはこまめに窓を開けてください。
さらにシックハウス症候群の予防にもなるので、新築の賃貸物件にお住まいの方はこまめな換気を心がけましょう。
賃貸物件で季節ごとに効率的に換気するコツ
季節によっても、効率的に換気をするコツは異なります。
それぞれの季節ごとの、賃貸物件におけるコツを確認していきましょう。
<夏に換気するコツ>
夏は朝や夕方など、比較的涼しい時間帯の換気がオススメです。
さらにカーテンやすだれを使い、日光を遮るようにしておくと部屋の温度も上がりにくくなります。
<冬に換気するコツ>
冬は日中の、気温が高い時間帯に空気を入れ替えましょう。
窓を開けている最中は室温が下がってしまうので、厚着をするなどして体調管理に気をつけてください。
<花粉の季節に換気するコツ>
花粉症シーズンは、飛散量の多い時間帯に窓を開けるのは控えましょう。
スギ花粉の場合、12時頃と17時頃にピークを迎えます。
また飛散量の増える気温の高い日や、花粉が舞い上がりやすい空気の乾燥した日も注意が必要です。
一方で深夜から早朝にかけては、飛散量が比較的落ち着いています。
まとめ
賃貸物件で換気をするときの、コツとポイントを紹介しました。
窓が少ない部屋でも、工夫次第で空気の入れ替えは可能です。
室内環境を改善し快適に過ごすため、ぜひお試しください。