現在約73万人の人々が生活を営んでいる東京都大田区は、1947年に当時の大森区と蒲田区が合併し誕生しました。
東京湾と多摩川に面しており、自然と都会が調和した暮らしやすい街です。
羽田空港がある街としてご存じの方も多いでしょう。
今回は、そうした大田区の歴史にまつわるスポット「矢口の渡し跡」と「羽田道」についてご紹介します。
大田区の歴史にまつわるスポット①矢口の渡し跡
矢口の渡しは、江戸時代に平賀源内によって作られた戯作「神霊矢口渡」が、歌舞伎で上演されたことで有名になりました。
矢口の渡しの位置は、多摩川の流れの変化にしたがって何度も変わっており、新田義貞の次男・義興が1358年に矢口の渡しで討死したといわれている頃の渡し場は、現在の新田神社付近であったとされています。
現在の位置になったのは江戸時代中期からと考えられており、多摩川大橋が完成する昭和24年まで、区内最後の渡船場として利用されていました。
自然豊かなこの場所は、素晴らしい散歩道として地元の方々に愛されています。
天気が良い日には、きれいな富士山を見られるでしょう。
静かで心休まる矢口の渡し跡に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
●所在地:東京都大田区矢口3丁目17番3号付近
●アクセス方法:東急多摩川線「矢口渡駅」より徒歩10分
●駐車場:なし
大田区の歴史にまつわるスポット②羽田道
羽田道は、東海道から内川橋で分岐し、羽田方面に通じる道です。
分岐点付近に、歌舞伎にも登場する「駿河屋(するがや)」という旅籠があったことから「するがや通り」とも呼ばれています。
産業道路ができるまでは、羽田で獲れた魚介類を運ぶ生活道路として使われていました。
スタート地点からゴール地点まではゆっくり歩いても2時間ほどで、ゴールには旧穴守稲荷の赤鳥居が建っています。
また、道中には旧東海道の解説版や、するがや通りの由緒が書かれた角柱が設置されており、歴史を学びながら散策できます。
さらに、多くの神社やお寺が建っているため、それらを巡って楽しむのも良いでしょう。
ぜひこの機会に、一度訪れてみてください。
●所在地:東京都大田区大森東2丁目2番から東糀谷3丁目3番付近
●アクセス方法:京浜急行電鉄「平和島駅」より徒歩10分
●駐車場:なし
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まとめ
ご紹介した2つの場所は、どちらも大田区の歴史に関わりの深いスポットです。
この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運び大田区の歴史に触れてみてください。
大田区の魅力を、これまで以上に感じられるでしょう。
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