東京最南端の駅である西馬込駅は、都営浅草線の始発駅でも知られています。
新橋などの主要な駅にも乗り換え無しで行け、電車に座って通勤できるのも始発駅ならではの強みです。
そんな西馬込駅の周辺は住宅地が広がり、ファミリー層も多く住んでいます。
小さなこどもたちを育てる家族層にも、とてもおすすめしたい公園があります。
西馬込駅周辺の安らぎのある公園!湯殿公園
西馬込駅の周辺には閑静な公園があります。
その公園は駅から歩いて数分のところにあり、湯殿公園といいます。
まるでお湯が湧いた場所があるような名前ですが、湯殿神社が隣接していることから、その名前がついたそうです。
湯殿神社の湯殿は出羽三山の山岳信仰神社の月山、羽黒山、湯殿山の三つの山のうちの一つをさし、江戸時代に庶民に信仰されるようになりました。
神社の創建は不明ですが、当時の馬込村にあった根古屋谷の鎮守で、江戸時代には羽黒権現とも呼ばれていました。
そんな歴史深い湯殿神社からは、井戸の湧水を汲み上げた石造りのせせらぎが流れており、湯殿公園の中をさらさらと音を鳴らしています。
また湯殿公園にはケヤキ、クスノキ、梅などの豊富な木々で囲まれており、2月から3月にかけては可愛い梅の花を咲かせ、見る人の心を和ませてくれるのです。
神社や森に囲まれた湯殿公園の姿は、まるで神様や妖精に守れているような、絵本にあるような安心感を与えてくれます。
こどもたちに高い人気の公園!西馬込駅周辺にある馬込二本木公園
西馬込駅から歩いて数分、住宅地の中をさらに踏み込んでいくと、馬込二本木公園が見えてきます。
周辺には中学校や高校があり、もともと東京都交通局馬込車両工場跡地だった場所を利用し、2013年に開設されたのが馬込二本木公園です。
一番の特徴はランドマーク的な遊具の存在でしょう。
公園は坂道の途中にあるため、斜面のよる高低差が出てきます。
その高低差を活かした2段構成になっており、上段は広い多目的広場、下段にはブランコやすべり台、ツリー型のパーゴラなどのアスレチック風複合遊具設置されています。
さらに上段と下段をつなぐように、螺旋型のすべり台があるので、わざわざ回り道をしなくとも、遊具を使って両方を行き来できるよう設計されているのも、おもしろい特徴でしょう。
広い公園なので、高低差を利用したいろいろな遊びができるのも魅力です。
見晴らしもいいので、こどもたちの様子も把握しやすいという評判もあります。
まとめ
西馬込駅の周辺にはこのように存在感のある公園があります。
歴史の深い神社に隣接し、豊かな木々や川のせせらぎを含め、自然を感じることのできる湯殿公園、そして遊び心が引き起こされるほどの楽しい遊具に囲まれた馬込二本木公園です。
西馬込駅の周辺に位置しているので、歩いて数分というのも高い魅力です。
両公園とも見晴らしがよいので、安心してこどもを遊ばせておけるという評判もあるので、安心して子育てができるかと思います。
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