何かと慌ただしいことの多い世の中ですが、そんなときこそ癒しの空間が恋しくなるものではないでしょうか。
穏やかでゆっくりした時間をもたらしてくれる歴史深い神社が、東京都にもあります。
今回は東京都大田区にお住まいを検討されている方に向けて、大田区にある磐井神社の概要と見どころについてご紹介します。
東京都大田区にある磐井神社の概要
東京都大田区大森北にある磐井神社は、敏達天皇の代に創建された、式内社と呼ばれる格式高い神社です。
9世紀ごろには武蔵国の八幡宮の総社として定められ、10世紀に編纂された『延喜式』の神名帳に記載されるという歴史を持ちます。
また、江戸時代には徳川家の将軍が参拝したということも記されており、古くからたくさんの人々に信仰されてきました。
磐井神社の境内には一対の狛犬が置かれていますが、合計6匹の子獅子がいることから、子宝の象徴としても人気のある神社です。
境内の左手には池があり、笠島弁天社が鎮座しています。
磐井神社の井戸水は「万病に効く水」とも言われており、心の綺麗な人にとっては清水ですが、悪心のある人には塩水になるという言い伝えがあります。
大田区指定文化財である鈴石も有名で、石を打つとさわさわと鈴の音色を感じるとされており、磐井神社の社宝です。
公開こそされていませんが、別名「鈴の森八幡宮」とも言われていることから、大切に守られてきたことが分かります。
情緒あふれる磐井神社に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
●所在地:東京都大田区大森北2-20-8
●アクセス方法:JR京浜東北線「大森駅」徒歩10分
東京都大田区にある磐井神社の見どころ
磐井神社は世代を問わず楽しめる、見どころにあふれた神社です。
まず、磐井神社の社殿には、一言では語れない歴史が詰まっています。
室町時代には戦争によって焼失し、約10年後に再度火災で焼失してしまいます。
徳川吉宗によって一度は再建されますが、その後第二次世界大戦の東京大空襲によって、またもや社殿が焼けてしまいました。
1954年に再建され、今に至ります。
境内の右手側には立派な御神木があり、こちらも見どころの1つです。
空襲時の跡が刻まれた御神木には考えさせられるものがあります。
季節の花や行事などをモチーフとした、毎月デザインが変わる御朱印も人気です。
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まとめ
東京都大田区にある磐井神社は、歴史ある神社として古くからたくさんの人々に参拝されてきました。
何度も戦争や火災による被害を受けながら再建してきた磐井神社は、今なお多くの人々の心を強くつかみ、魅了しつづけています。
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